米菓よもやま話

知っているようで知らない米菓についてのアレやコレ。米菓の材料であるお米についても、「なるほど~、そうだったんだ~」の新発見あり!「かたさ度」の秘密だってわかるかも!?米菓にまつわる“よもやま話”のはじまり~、はじまり~♪

お米の話 その7
---※(米印=こめじるし)のはなし

米印とは?

以前、米偏(へん)の漢字についてお話しましたが、読まれた方から「“こめじるし”というモノがありますが、あれって漢字ですか? それとも記号ですか?」という質問をいただきました。もちろん『※』は記号なのですが、せっかくですので、今回はすこし脱線して、米印についてお話してみましょう。

※の意味

『※』が、漢字の『米』という字を斜めに傾けたような形であるため、「こめじるし」と呼ばれているのは、ご存じのとおりです。ワープロの変換でも「こめ」や「こめじるし」で変換できます。使い方としては、文章中に書ききれなかった注釈や脚注などを、段落以外のところで付け加えるときや、引用した参考文献を示すための約物記号として、よく使われています。「reference mark=参照記号」として、辞書に載っていることもありますね。
もちろん、米穀店(お米屋さん)を表す記号としてもよく見かけます。以前は、ある日本酒メーカーさんが自社のシンボルマークとして使っていたそうですよ。

※と*

『※』と似た記号として『*』(アスタリスク・アステリスク・asterisk/星印)がありますが、これらはもちろん別々の記号です。ただ、意味や使い方としては、ほとんど同じ様に使われていますね。日本語文化圏外では、『※』という記号は使われていないようです。万国共通で使われているのは『*』です。日本に『*』の記号が伝わった明治時代に(わざと?)誤用したモノが、『※』となって広まったといわれていますが、本当のところはよく分かっていません。

このように日本で広まり使われている『※』の記号ですが、それにもきちんとUnicode(ユニコード)の「U+203B」という番号が与えられてます。たとえば、日本語で書いたノーベル賞級の文章に『※』が使われた場合でも、外国語への変換が可能です。外国の人もやはり「komejirushi」と発音するのでしょうか? 聞いてみたいものですね。

また、プッシュ式の電話の左下にある記号は「スター」と呼ばれ、正確には『*』を斜めに傾けた形で、電話関係以外では使われることのない記号です。ただ、テレビやラジオなどで、この記号を読みあげる場合には、「こめじるし」と読まれる場合が多いですし、多くの日本人にはその方が分かりやすいと思われます。

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