おじいちゃん おばあちゃんへ贈る メッセージ受賞作品発表~!!たくさんのご応募ありがとうございました!400件を超える作品の中から見事受賞したのはこの方々!

文庫さん・31歳

おじいちゃんへ

兄の子供のコータローは4歳になりました。 でもきっとおじいちゃんは知っていますよね。
去年の春のことです。 コータローはみかんが大好物で、その日、知り合いの方からいただいたみかんを夕食の後に機嫌よく食べていました。

「はい、これはママの分」 「コーちゃん、ありがとう」
「これはパパ」 「ありがとう」
「あと、おじいちゃんにも」 「?」

コータローはテーブルの隅に行き、一度みかんを置きましたが、持って戻ってきました。
他には誰もいないのです。
兄も兄のお嫁さんも首をかしげました。 そして、兄がはっとしたように口を開いたのです。

「今日はおじいちゃんの命日だ!」

21年前の4月22日。
おじいちゃんは兄の誕生日のお祝いを届けるために自転車で家に来てくれましたが、その帰りにトラックにはねられてしまったのです。 兄が聞きました。

「コーちゃん、おじいさんがいたの?」 「うん」
「何だって?」
「いいよ、って笑ってた」

…兄からこの話を聞いて、皆どれほどうれしかったことか。
大丈夫、私たちは支え合ってがんばっています。

おじいちゃん、コータローに会いに来てくれてありがとう。

おちびままさん・36歳

お空にいるおじいちゃんへ

共働きの親の代わりに、いつも私たち姉妹のことを気にかけてくれたおじいちゃん。
父母参観もうちだけおじいちゃんだったけど、一番にきてるその姿がなんだか誇らしかったよ。
忘れ物をしても、自転車に乗って遠くの学校まで持ってきてくれる、
そんな優しいおじいちゃんが、私はとっても大好きでした。

おじいちゃんは、なかなか結婚しない私を心配していたね。
でも、「Yちゃんは、いい子だから絶対いいお嫁さんになるよ」って、いつも言ってくれてたね。
そんなおじいちゃんに花嫁姿を見せれなかったのが残念です。

でも、いつも仏様のようなおじいちゃんの笑顔が浮かびます。
育児でついつい怒鳴りがちな私だけど、おじいちゃんのように広い心で接しなくちゃね。

大好きなおじいちゃん、今でも心の支えです。
ありがとう。
いっぱいのありがとう。

私は、今、幸せです。

あやさん・16歳

それじゃあおばあちゃん、
これ家出のつもりだったんだけど、アタシ一応家に帰るわ。
学校も始まるしさ、おばあちゃんにいい話聞かせてもらったから、今度お母さんと喧嘩しても、負けないかもしれないしさ。

でも知らなかったなあ、
お母さんが高校生の時、学校へ行ってるふりしてよくジャズ喫茶とかにしけこんでいたなんてさ。
それなのに、アタシがたまにずる休みしたり、授業をサボって映画見に行ったりしたら、怒鳴り散らすのよ、ずるいじゃないのよね。
アタシが赤点取ると怒るし、ごはん残すとうるさいし、クシャクシャ食べるなってすぐ言うし。
やっていられないわよ。
自分だって赤点取ってたくせにね、おばあちゃん。

まあ、おばあちゃんも言うとおり、ものをクシャクシャ食べるのはかっこ悪いけど。

それでさ、いつもおばあちゃんが作ってくれる料理がアタシ大好きなんだけど、
それがさ、お母さんが作るのと同じ味なのよ
──親子だから当然なんだろうけど、
まあ、ここらでお母さんの料理でも食べてやろうかと思ったわけ。
もっともさ、またすぐお母さんと喧嘩して、おばあちゃんのとこに家出してくるかもしれないしね。

ひょっとしてアタシがずっと先に結婚したとしても、
アタシお母さんと似て勝気だから彼と喧嘩するよきっと。
そしたらすぐ家出してくるから、そのときはよろしくお願いします。

それじゃさよなら。

ちゃたさん・42歳

今でもよく覚えていることがある。
あれは小学校1年生の時。
初めての通知表に「いつもきちんと『ありがとう』が言えます」って書かれて、先生に褒められたこと。
「ありがとう」はおばあちゃんの口癖だったね。
「ありがとう」を教えてくれたおばあちゃんに、私はお礼言ったかな? 

随分時間がたってしまったけれど、今度お墓参りの時に言いますね。

「おばあちゃん、ありがとう」って。

みーちゃんとみーちゃんママさん・45歳

天国の小さいおじいちゃん 大きいおじいちゃん 大きいおばあちゃんへ

そっちは楽しいですか?
こっちは小さいおばあちゃんだけになったので 少し淋しいです
運動会も終わったよ 今年は小さいおばあちゃんは来れませんでした
でも 小さいおじいちゃん達が見ていてくれたから 頑張れました

次はピアノの発表会だよ
また 見ていてね

るんるんるるんさん・34歳

おじいちゃん&おばあちゃんへ

小さい頃からずっと自分のことを心配&応援してくれてありがとう。
大人になって、憧れていた先生という職業に就いた時には、手放しで喜んでくれましたね。
そのため、故郷を離れることになった時にも、心配と一緒に、たくさんの励ましをもらいました。

また結婚するという時には、旦那さんになる人に会い、旦那に「頼むな」と言ってくれ、色々なお話をしてくれましたね。
晩婚で子どもも心配していたけれど、無事に子どもも産まれました。
今度のお休みには、必ず報告&顔を見せに行くので、その時はよろしくお願いします。

大好きなおじいちゃん&おばあちゃん。
これからも私の応援団として元気に過ごしてくださいね!

上田 和海仁さん・3歳


ばあば きょうも いっしょに たたかいごっこ しようぜ!!


kazu村上さん・35歳

おばあちゃんへ

いつも心配かけて申し訳ない。
大学受験に失敗した時、 会社を辞めた時などいろいろあったけど
こんどの教員採用試験はかならず受かる。
そしたら今度は、結婚して家をひきついで、 後継ぎつくるから。
いままでの借りは清算できるやろ。

いつも悪いとは思っているんだけど。
いつもありがとう。

はなちゃんさん・47歳

文治おじいちゃんへ

お酒も好きだけど、甘い物も大好きだったおじいちゃん。
ひとりで入るのが恥ずかしかったのかな(笑)、おばあちゃんの目を盗んで、幼稚園の私をよく甘味屋に連れて行ってくれましたね。
冬はぜんざい、夏は白玉金時のかき氷。 そして、春夏秋冬、ゆで小豆つきのホットケーキ。
喫茶店でホットケーキを見ると、懐かしくてつい頼んでしまいます。
そして、浴衣に兵児帯、カンカン帽でステッキ持ったおじいちゃんの粋な姿を思い出します。
「甘いのを食べに行ったち言うたらいかんよ」と、口止めされていたのに。
「ホットケーキは食べとらんけど、お腹がいっぱいでご飯はもうはいらん」と言ってしまって、ごめんなさい。

そっちでは、病気を気にせずに、久江おばあちゃんにぜんざい作ってもらって食べてますか?

はむすたぁさん・47歳

おばあちゃんへ

子供のころ、おばあちゃんが家に来るとわくわくした。
夜になると、不思議な話を色々と聞かせてくれたからだ。
目をつむりながら、果てしなくめぐらした想像は、 いつしか楽しい夢へと変わるのが常だった。
そのころどんな話をしてくれたかは、もう覚えていない。
けれどもおばあちゃんは、いじめられっ子だった僕に、 いつも勇気とやすらぎを与えてくれた。

ありがとう、おばあちゃん。
手を合わせるたびに、いつも心が温まる気がするよ。

3歳~84歳と、幅広い世代の方からの応募がありました。おじいちゃん、おばあちゃんは、自分がいくつになっても温かい心の支えなのですね。みなさんが書かれているエピソードはそれぞれ違うものですが、どの作品にも『いつもありがとう。ずっとずっと見守っていてください』という、共通したメッセージがあることを感じました。多くの温かい作品をお寄せいただき、ありがとうございました!!