おかしナBlog

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独り言 ~その4~

 ○ 初恋というもんは良いもんじゃのう。甘い、酸っぱい、そしてほのかに苦い味がする。

 それがじゃ、「おせん」にひさびさに会うてみるとすっかり婆様になって、昔の色香はとうに消え失せておった。腰が少し曲がって背は低くなり、顔には皺が増え、おまけに色黒になっておった。それでも笑うと昔のかわいかった頃の面影はある。

 ワシは人間じゃのうて妖怪、おっと口が滑った。訂正、訂正。仙人じゃから、簡単には年はとらんのよ。そのときのワシは年の頃24・5にしか見えぬ青年の姿じゃ。

 当然50年前に出会ったワシだとはおせんも気づかなかったのじゃ。

 おせんの店は場所が日光街道草加宿の良い場所にあったので、昔同様流行っておった。昔と違うのは、彼女が新しいことをはじめておったことじゃ。今の言葉で言えば「商品開発」「ニュービジネス」じゃな。

- to be continued -

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この記事に関する感想

初恋は小学校3年生の時でした。

投稿者 砂漠の狐 : 2010年06月24日 18:59