米菓の親せき(8)
前回「らくがん」の由来を申し上げた。北へ落ちるとか、北へ帰るということの意味やうら寂しい感覚がお分かりいただけるとこじゃろう。
歌謡曲でも「北へ帰る人の群れはみんな無口で・・・・」というのは石川さゆりの『津軽海峡・冬景色』じゃが、ずっと先輩の歌でも良いのがある。
小林旭が歌った『北帰行』(ホキコウ)じゃ。歌詞を紹介する。
「 窓は夜露に濡れて 都すでに遠のく
北へ帰る旅人ひとり 涙流れてやまず
夢はむなしく消えて 今日も闇をさすらう
遠き想いはかなき希望(のぞみ)恩愛我を去りぬ
今は黙して行かん なにをまた語るべき
さらば祖国 愛しき人よ 明日はいずこの町か
明日はいずこの町か 」
< http://www.youtube.com/watch?v=VdjQyqdYoec >
「北」とは必ずしも方角の北ではない。古来から北は「死」を意味する。
と同時に新たな再生・誕生、つまり原点なのじゃ。北へ帰るとはそんな輪廻転生の思想とも関係がある。
ちょっとばかり難しかったかな・・・・・。次回はもっと頭の柔らかくなる話としようぞ。さらばじゃ。
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