おかしナBlog

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米菓の親せき(7)

  「らくがん」というお菓子を知っておられるかのぅ。さよう、お盆のときお墓に供えたりする、白っぽい砂糖を固めたようなお菓子じゃ。お供えじゃから、蓮の花や極楽をイメージさせる形や色のものが多いの。

 じゃが、本来はけっして墓前への「お供え」などではなく、とても由緒あるお菓子なのじゃよ。それに風流な名前でもある。

 「らくがん」とは「落雁」で、晩秋ともなると雁(カリ)が秋空に点々と群れをなして北に飛んでいく。この様はなんともうら寂しい。

 「らくがん」というお菓子は、もち米の粉を焙って製粉した「味尽粉」(みじんこ)に砂糖を練り合わせ、型にうって成形したお菓子じゃが、片面に胡麻を散らしたのじゃよ。

 すると面はカリが点々と北の空にに落ちていくように見える。まさに「落雁」を見立てた訳じゃ。

 おまけに、裏は胡麻が付いていないから「裏寂しい」という訳じゃ。
すごい洒落じゃろ。因みに古語では「ウラ」とは顔を「オモテ」というのに対して、心のことじゃ。日本人の心の原風景じゃな。

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この記事に関する感想

型抜きのお菓子たるや奥の深い諸説に感動します。

投稿者 多摩ちょび : 2009年08月03日 07:56

昔々、結婚式の引き出物か何かで、鯛のカッコをした物を頂き物にあったかもしれないという記憶が、蒲鉾だったかも…。

投稿者 島流しの宮 : 2009年08月04日 09:10

そっか、落雁もおせんべいの友達
じゃなくて仲間なんですね。
勉強になります。

投稿者 砂漠の狐 : 2009年08月04日 10:18

ラクガンっていうお菓子なんですねアレ。
よく見るのにぜんぜん知らなかった・・・

投稿者 シナモン : 2009年08月04日 20:15

卒業式によくもらってました。
胡麻は知らなかったです。。。♪
ナルホド ヘ(ё)ヘ

投稿者 かをり : 2009年08月05日 22:59

その後、動きがありませんネ。

投稿者 多摩ちょび : 2009年08月07日 11:30

そんな由来のお菓子だったんですね。お盆なんかにはよく見かけるけど、知りませんでした。

投稿者 ショウメイ : 2009年08月11日 17:55

昔(数年前まで)は、お彼岸(春・秋)やお盆でもよく食べた記憶がありましたが、最近では供える(飾る)だけになってしまいましたね。
食べたらご先祖様に申し訳ない?か。

投稿者 ラッキースリーセブン : 2009年08月18日 06:37